こんにちは、ねむ。です。
この記事では、ADHDとパワハラの関係性についてまとめています。
パワハラを受けてしまう理由、逆にしてしまう理由まで書いています。
また、絶対に「ADHD = パワハラ」というわけではないので、誤解のないようにお願いします。ではいきましょう!
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ADHDとパワハラの関係性
ADHDを持つ人は、そうでない人に比べてパワハラを受けやすい傾向にあります。逆に、パワハラをしてしまう場合もあります。
次の項目から詳しくまとめていきます。
ADHDを持つ人がパワハラを受ける理由
ADHDを持つ人がパワハラを受けてしまう理由は、この3つです。
- 考え方が合わない
- 理解度が低いと思われてしまう
- コミュニケーションを取ることが他の人より苦手である
それぞれについて詳しく解説します。
パワハラを受ける理由①
考え方が合わない
ADHDを持つ人は、そうでない人と考え方が違うと言われています。
その為に相手をイライラさせてしまう場面が多いです。
このイライラが原因でパワハラに発展してしまうことがあります。
パワハラを受ける理由①
理解度が低いと思われてしまう
上の理由と少し似ていますが、ADHDを持つ人は理解度が低いと言われています。
多くの人が1、2回で覚えられることを4、5回と繰り返さないと覚えられない、といったイメージです。
こういったことも相手がイライラしてしまう要因となり、パワハラに発展してしまうことがあります。
パワハラを受ける理由①
コミュニケーションを取ることが他の人より苦手である
ADHDを持つ人の中には、誰かと行動することを苦痛に感じる人もいます。
そういった人はコミュニケーションを取るのが他の人より苦手です。
このようなことから「話しても伝わらないヤツだ」と思われてしまい、パワハラに発展してしまうのかもしれません。
具体的なパワハラの例がこちらです。
具体的には、こういったパワハラを受けることが多いです。
- 暴言をはかれる
- 仕事を押し付けられる
押し付けられた仕事を断るのも苦手な人が多いと思うので、苦労してしまいそうです。
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逆に、パワハラをしてしまうこともあります
逆に、ADHDを持つ人がパワハラをしてしまうこともあります。
パワハラをしてしまう理由は、ADHDの症状の一つだからです。
無意識にやってしまうものなので、治療しなければ改善されない部分もあります。
具体的には、こういったパワハラをしてしまいます。
思っていることをすぐ伝えてしまう。
具体例を出すと、こんな感じです。
- ハゲている人を見て、”ハゲ”と言ってしまう
- 太っている人を見て、”ちょっと太ってない?”と言ってしまう
ついつい、見て実際に感じたことを言ってしまいます。
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パワハラで裁判まで発展した事例を紹介します
ADHDを持っていたわけではないですが、ある発達障害(アスペルガー症候群[ASD])が原因でパワハラとなり、裁判にまで発展した事例です。
ある方(以下:Aさん)が大学で教授として採用後に、ASD(アスペルガー)であることを報告すると、次のようなことになりました。
①Aさんと生協職員とトラブルになったとき、Aさんが生協職員を土下座させた。
②ささいな規則違反をした学生と口論になり、Aさんが110番通報した。
③Aさんが大学病院で受診中に情緒不安定になって、自ら手首を切り銃刀法違反で現行犯逮捕された。このようなことがあったため、職場がAさんを解雇しました。
» 事例で学ぶ発達障害の法律トラブル③「合理的配慮は解雇の場面でどのように影響するのか?」|代々木事務所 blog
パワハラとして問題になるわけではなく、裁判に発展する場合もある、ということを覚えていてください。
ADHD = パワハラではありません!
ここまで読んだ範囲では、「ADHD = パワハラ」というイメージを持ってしまっているのかもしれません。
ですが、実際にはそんなことはありません。
ADHDを持っていてもパワハラに発展しない場合がほとんどです。
自分の強みを理解して、楽しく生きていきましょう!